我が家の牽引車〜パジェロ

三回目のフルモデルチェンジにして、もはや過去のパジェロとの比較は意味がなくなりました。 今回、リアも独立懸架になったことで、リジットでは経験し得なかった挙動を楽しめます。 ハンドルも居住性もグンと良くなって、シートに座るだけでウキウキするクルマです。 ディーゼルなのに黒煙がまったく出ないのは、謳い文句の通り。ドライビングの楽しさは初代パジェロと似ています。 


3500cc DIディーゼルターボ

我が家のパジェロ遍歴

多くの方は、クルマを買い換える際、必ず候補に入っている車種があると思います。 私たち家族の場合、それがパジェロでした。

ジープと同じように岩山をよじ登り、そのまま高速道路を飛ばして帰れる、という意味で、それまでの四駆のイメージを払拭した歴史に残るパジェロだと思います。失敗して横転させたのを機にフェンダーをブリスター風に叩き出し、オールペイントを施していただいた後が、右の姿です。12年近く使用しましたが、排ガス規制で車検を取ることができず、廃車せざるを得ませんでした。


1982年製・4D55ディーゼルターボ

妻の実家でもパジェロを所有していました。妻の父が存命の頃、これで富士スピードウェイへ繰り出すと、関係者と間違えるのか敬礼されるオマケ付き。


ラリーアートカラーの2000ccガソリン

草レースに挑戦していた時期もありました〜。
レースに必須のロールケージは、当時パジェロでラリーに出てらした菅原義正さんから、無改造のダッシュ・ボードと交換という条件で譲っていただいたアルミ合金製のお下がり。パリ=ダカールラリーで1回転したという強度実証済みのものでした。


レース用の2300ccディーゼルターボ

平成元年のラインアップ変更で生まれた、3LガソリンV6エンジンを搭載したスーパースポーツです。パジェロのワゴン系は、リアがコイルリジットに換装されましたが、バン系ではこのスーパー・スポーツだけ。今でもフェンダーミラーのまま、大切に乗り続けている唯一の初期型パジェロです。


1989年製・3000ccガソリン幌パジェロ

待ちに待ったフルモデルチェンジ。しかしクルマの進化というものは、逆に運転の楽しさを奪うものなのか? 扱い易くて安楽なクルマでしたが、反面、運転する楽しさがどうにも乏しく、2年も経たずに手放すことに。とても残念です。


3000ccガソリン・第二世代パジェロ